ヒアルロン酸の摂取量
ヒアルロン酸の摂取量
ヒアルロン酸の摂取量は1日あたりどれくらい必要なのでしょうか?
ヒアルロン酸は、元々、体内に多く存在している成分で、
特に皮膚や軟骨、眼球などに多く含まれており、
1gのヒアルロン酸で約2〜6リットルもの水分を保持できます。
特に、ヒアルロン酸は皮膚や関節、
脳、心臓、眼球など体のいたる所に存在しています。
また、ヒアルロン酸はサプリメントとしても人気の成分です。
ヒアルロン酸は人間の体のいたる所に存在している成分ですが、
残念ながら年齢とともにどんどんと減少していきます。
体内のヒアルロン酸量は、20〜25歳をピークにどんどんと減少し続けます。
さらに、40歳代からは、ヒアルロン酸量の減少スピードが急激に早まり、
60歳代になると体内のヒアルロン酸の量は、20歳代の半分以下になります。
若いうちは健康的な肌や軟骨の健康を保つことができるのですが、
加齢とともにヒアルロン酸が減少し、肌の老化や関節痛などの原因となります。
加齢とともに減少するヒアルロン酸を補うには、
積極的に栄養として、食品やサプリメントから摂取する必要があります。
◆ヒアルロン酸の1日あたりの摂取量
ヒアルロン酸の1日の摂取量は特に決まっていませんが、
必要といわれているヒアルロン酸の摂取量は、以下のように分かれています。
(ちなみに、ヒアルロン酸サプリメントでの摂取が前提です。)
@1日あたり、ヒアルロン酸が60mg〜120mg
A1日あたり、20〜40代でヒアルロン酸が250mg〜400mg、
40代以降でヒアルロン酸が400mgくらい
どっちが正しいかといえば、どちらとも正しいのです。
サプリメントのヒアルロン酸は、吸収されにくい高分子のヒアルロン酸から、
吸収されやすい低分子のヒアルロン酸まであります。
低品質で吸収の悪いヒアルロン酸ならAの摂取量くらい必要ですが、
高品質で吸収の良いヒアルロン酸であれば@の摂取量でも十分でしょう。
ただ、摂取量の限度はありませんので、多めに摂取しても良いと思います。
ちなみに、私自身、お客さまに使用していただいたケースからすると、
低分子のヒアルロン酸で1日あたり70〜140mgの摂取量で肌ツヤの改善、
1日あたり150〜300mgの摂取量で関節痛の改善や正座ができるようになりました。
年齢や体重、性別、運動量によって
ヒアルロン酸の1日の摂取量は異なりますが、
最低でも1日あたり70mg以上は必要かと思います。
そのため、十分なヒアルロン酸を摂取するためには
サプリメントなどの安定した形で摂取することがオススメです。